20

11月

2011

CPRインデックス

本日はCPRインデックス(CPI)について記載したいと思います。

皆さんはCPR(C-ペプチド)というものをご存知でしょうか。CPRは血液検査結果で恐らく表示されていると思います。このCPRは膵臓からインスリンと共に分泌されるものですが、特にこれ自体は使われずに尿として出されてしまうものです。このCPRは実はインスリン注射には含まれておりません。

インスリンと共に分泌され、しかもインスリン注射には含まれていないという事は、お気づきかも知れませんが、このCPRの数値はあなたの膵臓のβ細胞の能力を示している事にもなります。

このCPRを使って、CPRインデックス(CPI)というものを有用な指標として使われています。CPIの計算式は、CPI=食前の血中CPR÷食前の血糖値×100で計算されます。例えば食前のCPR=1.2、食前の血糖値=100だった場合には、CPI=1.2という数値になります。さて、このCPIは何の指標として使われているのでしょうか。

このCPIという数値は実は糖尿病の治療法を決定する上で使われている簡単な指標で、この数値が1.2以上の場合は、食事や経口薬治療、0.8未満の場合はインスリン療法を選択する形で使われます。しかしながら、経口薬でSU剤は二次無効によるインスリン枯渇もあり、あまりいいものと思っておりません。ですので、CPIで彼に経口薬を選択出来たとしても、将来CPRが下がっていく(膵臓が疲弊する)事にもなりますので、可能な限り主治医と相談してインスリン療法を導入し、CPRで膵臓の回復をみていくというやり方が一番よいのではないかと私は思っています。

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コメント: 2

  • #1

    柳谷光男 (火曜日, 28 8月 2012 18:44)

    現在インシュリン、朝4単位1日1回投与の糖尿患者でHA1c 5,9 CPR 0.5です
    膵臓が疲弊していろのでは、と心配してます
    いかがでしょうか

  • #2

    管理人 (火曜日, 28 8月 2012 21:09)

    柳谷様

    コメントありがとうございます。HbA1c=5.9ということは食前血糖値が110弱程度かと思われますが、食前CPR=0.5ですと、CPIは0.9程度となり、インスリンの出はあまりよろしくないかも知れません。

    HbA1cは良好ですので、それほど気にしなくてもよろしいかと思われますが、気にされるようでしたら、グルカゴン負荷試験という検査、つまり臨床研究で用いられるインスリン分泌能測定検査で、インスリンを出させるホルモンであるグルカゴンを注射し、注射前後でのCペプチド値の変化を見るものを受けてみてはいかがでしょうか。ただし大きい病院でないと受けられませんので、とりあえず主治医に相談してみてください。

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糖尿病患者の為の患者学

ここでは誰も教えてくれない糖尿病患者の為の患者学について記載していきます。糖尿病患者学とは糖尿病と診断された患者がどのようにして糖尿病と闘っていけばいいのかを患者目線で纏めたものです。糖尿病と診断されたら、食事療法等の様に患者が率先して行動しなければならない点が多分にあるのです。内科医(糖尿病専門医)に診てもらって薬やインスリンを処方して貰っていれば問題ないという病気ではないのです。勿論必ず内科医(糖尿病専門医)に診て貰う事は必須ですが、付け加えてここで糖尿病患者の為の患者学を学び、それを実践してみて下さい。良好な血糖コントロールで糖尿病からご自身の体を糖尿病合併症から守りましょう。また糖尿病患者でなければ分からない生活の上での問題点(住宅ローン問題、生命保険問題、海外旅行問題等)にも切り込み、糖尿病患者である皆さんの助けに少しでもなれればと思っております。

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