血糖値

前回はインスリンというタイトルでブログを投稿させて頂きましたので、今回はそれに関連した血糖値というタイトルでお話をしたいと思います。

血糖値調整のメカニズムはいくつかのホルモンによって行なわれています。本ホームページの膵臓のメカニズム(インスリンとグルカゴン)でも簡単にご紹介しておりますが、人間の血糖値制御システムは高血糖に弱い作りになっており、そこを突いた病気が糖尿病という訳です。何故かというと、高血糖を下げるホルモンはインスリンしかありません。1型糖尿病患者の様にインスリンを放出する膵臓に何らかの問題が生じて、インスリンを分泌出来なくなってしまった場合、人間のメカニズムとして血糖値を他に下げる手段は用意されていないのです。

一方、低血糖に対してはどうでしょうか。実は低血糖の場合にはいくつもの防御線が確保されています。先ず血糖値が正常の範囲である80mg/dlを下回った場合に、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリン分泌が極端に低下します。それによりこれ以上血糖値を下げない様にと働くのです。次に血糖値が70mg/dlを下回ってくると、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンやアドレナリンというものが放出されます。それでも血糖値の低下が収まらずに血糖値が60mg/dl程に達すると血糖値を上げるホルモンである成長ホルモンが放出されます。そして、それでも血糖値の低下が収まらない場合は、コルチゾールという血糖値を上昇させるホルモンが用意されています。

どうですか。高血糖には随分弱いメカニズムですけど、低血糖には随分強固なメカニズムになっている事が理解頂けたかと思います。高血糖に対してはインスリンだけではなく、低血糖のように色々と用意されていれば、糖尿病で困る事もなかったかも知れませんね。

この人間のメカニズムにおいて高血糖が弱点であった為に、糖尿病患者はインスリンを投与したり、膵臓からインスリンを搾り出す薬を投与したり、そして食事に気を使ったりして行かなければならないのです。この様な状態ですので、糖尿病になってしまったら、普段考えなくていい筈の血糖値を測定して、高いからインスリンを打ったり、食事を控え目にしたりと、自分で調整して行かなければならないのです。すごく面倒ですけど、こんな人間の作りですので仕方ない事です。

血糖値をちゃんと測定して、血糖値に合わせてご自身で食事をコントロールしていくしか手段がないのです。ですので、現代の医学では面倒臭くても日々頑張っていくしかないのです。

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ここでは誰も教えてくれない糖尿病患者の為の患者学について記載していきます。糖尿病患者学とは糖尿病と診断された患者がどのようにして糖尿病と闘っていけばいいのかを患者目線で纏めたものです。糖尿病と診断されたら、食事療法等の様に患者が率先して行動しなければならない点が多分にあるのです。内科医(糖尿病専門医)に診てもらって薬やインスリンを処方して貰っていれば問題ないという病気ではないのです。勿論必ず内科医(糖尿病専門医)に診て貰う事は必須ですが、付け加えてここで糖尿病患者の為の患者学を学び、それを実践してみて下さい。良好な血糖コントロールで糖尿病からご自身の体を糖尿病合併症から守りましょう。また糖尿病患者でなければ分からない生活の上での問題点(住宅ローン問題、生命保険問題、海外旅行問題等)にも切り込み、糖尿病患者である皆さんの助けに少しでもなれればと思っております。

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